家づくり、そのきっかけと依頼先決定まで

2008年3月22日 (土)

土地のはなし(その2)

*今日はouji担当です。
「土地のはなし(その1)」からの続きです。
だいぶ長くなってしまったのですが、興味のある方はおつき合い下さい。

********************

第1段階の農地の除外申請が終わり、今度は農地転用。
この話もまったく面白くないぞ。

「農地転用」とは農地(地が畑)となっている土地を
それ以外の目的で使用す場合に必要な手続きだそう。

ネム家の建築予定地は元々400坪(1300平方メートル)
ほどの土地を分筆して、前にも書いたようにそのうちの
500平方メートルを宅地にする予定。

まずは測量士さんにお願いして、測量&分筆。
そして、そろった書類をまた役所へ申請するんだけど、
これがまた月に一度の受付で10日締め。
8月末におりた農地の除外申請から9月10日まではあっという間で
結局10月10日の締めに間に合うように測量事務所の方から
書類を出してもらうんだけど、必要書類の中に
「資金証明(計画)」なるものがあり、これに苦労した。

そもそも、農地転用⇒宅地化⇒家を建てるという流れの中で、
役所的には農地転用した宅地を売却というのはNGらしい。
そうするとこれまで農地だった部分がどんどんと宅地に
変えられていってしまい、農業の振興を妨げるということらしい。
転用した土地は転用の申請を出した者がそこに家を建てるという
証明がないと転用の許可が出せないということなのだそうだ。
(農地の振興を妨げるといいつつ、そんなに世の中の畑は
稼動してない気もするけど)
中には、畑と宅地のバランスを保つ為に、
許可がおりない事例もあるとのこと。
(畑のど真ん中まで道を引いてそこを宅地にするとかは
多分無理と言われるらしい)

そこで、農地転用の必要書類には「ここに家を建てます」
という証明のために、建てる家の間取り・配置図・資金証明(計画)等が
いるんだって。
間取り・配置図はいいとしても、資金計画ってのはなんだ!? 
これはその家を建てられだけの資金があるか、
または銀行等により借りられる計画を示す書面を用意するというもの。
とりあえずは当時、ローンの申し込みをしようと考えていた新○銀行へ問い合わせる。

ouji   「そちらで住宅ローンをお願いしようと思っていまして、
土地の申請に資金を借りれるかの証明が必要なんですが、
そういうものを発行してもらえますか??」

銀行   「当行ではそのようなものは発行いたしかねます。
借りれるかどうかの審査をするには建築確認etcの
書類を揃えてローンの本申し込みをしてください。」

ouji    「・・・」

整理すると...
農地転用にローンの審査結果が必要。
⇒ローンの審査には建築確認etcの書類が必要。
⇒建築確認etcを作るには農地転用許可証が必要。
⇒農地転用許可証を貰うにはローンの審査結果が必要。
はい、無限ループの完成で〜す。

とりあえず、その旨を役所に伝える。
どうしても資金証明の書類が必要かと食い下がってみるものの、
無理との返事。 あ゛〜 10月10日の期限が来てしまう〜。

お金の無い者の宿命で、結局お金の面で苦労する・・・ 
そういえば銀行への仮審査を出した時に、
銀行の名前と借入れ予定金額が入った書面があったのを思い出し、
ダメ元でその書類を資金証明とでっち上げて期限当日に役所に提出。
測量事務所のおばちゃんがなんとか取り繕ってくれたお陰で
一応提出できました。
そのおばちゃん曰く、「みんな、そこで苦労するんだよ」だって。
ってことはそもそも仕組みがちょっとおかしいんじゃ・・・ と思いつつ。
(地元の地方銀行でローンを頼むつもりの場合は、
資金証明をわりと簡単に発行してくれるらしい。
が、この時は地方銀行を利用するつもりがなかったので
苦労したのかもしれない。この資金証明を発行してもらうにも
1万ほどの手数料がかかるんです。)

そして、しばし待つ・・・ 待つ・・・ 待つ・・・

しばらくして、現地を見るので立ち会ってくれとの連絡が
役所よりきました。
この時には建築予定地の隣地の方にも連絡をとって、
測量士さん・隣地のおじいさん・役所(農業委員会)の方とで、
境界線の確認等を現地で実施。

そして、しばし待つ・・・ 待つ・・・ 待つ・・・

そして、遂に農地転用の許可が下りた♪
 こちらは申請から40日くらいで一般的な期間。
ん〜 ここまで長かった。

家を建てられる土地となるまでにざっと1年7ヶ月。
そこからやっと着工へ向けての準備が始まるのであった。
全部、プロに任せればなんてことないんだろうけど(期間はかわらないか)
それなりにお金もかかるだろうし、
そういう面では多少節約になったのかな。(と思いたい。)

余談だけど、このなが〜い期間のお陰で家の着工は遅れたけど、
じっくり考える期間がとれたのも事実。
そして、例の米サブプライム問題もあり、
ローン金利は低空飛行ぎみ。
よしよし。待った分、良いこともあったぞ。

※素人の書いている内容なので悪しからず。

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2008年3月16日 (日)

建築会社探し(その4)

*「建築会社探し(その3)」の続きです。

建築事務所Aの建築家Nさんと仮契約をしたネム家。
その理由はNさんの人柄とセンス、技術力の他に
実はもうひとつあったのでした。

*******ここで、外断熱のはなし*********
ネム家がNさんに決めたわけ。そのもう一つの理由は、
Nさんの設計で「外断熱」の家が建てられるかもしれい、
ということがあったからでした。
今までNさんと何度も仕事をしてきた工務店で、
工務店Sという会社が外断熱工法を手掛けているのです。

そこで、まずは「外断熱」って何なの?というはなしについて…は、
興味のある方はネットで検索すると、それこそ星の数ほど
それについての解説、内断熱との比較等の情報が出てくると
思いますので、私の下手な解説よりも、それを見て頂いた方が正確
かつ分かりやすいはずなので、ここではザクッと割愛しちゃいます
(超適当!笑)
結局のところ、外断熱だろうが内断熱であろうが、
その断熱材の施工がしっかりしていれば、暮らしやすい、
寿命の長い家はできるはずなので、どちらを選ぶかは、
人それぞれの考え方によると思います。
総合的に考えてネム家は外断熱を選んだ、というはなしです。


******外断熱がいい、その発端はここから******

というか、実は、この外断熱と内断熱については、
ネム家が家づくりを計画する前から、既に家づくりを計画していた、
私、nipokoの両親の考えの影響を大いに受けたのです。
両親は事情があってまだ実際には家づくりを実行に移しては
いないのですが、数年後の自分達の家づくりについて、
かなり前から本を買ったりして、様々な工法などについて、
調べていたようです。
特に父は、昔からかなりの研究熱心、というか凝り性で、
電化製品ひとつ買うにも、カタログの隅から隅まで、
一字一句くまなく目を通して、徹底的に調べまくって比較して買う、
という人なのですが、その父がたどり着いた、最良の断熱方法が、
外断熱(有名な某外断熱工法)だったのです。
まだネム家が家づくりを具体的に考え出す前から、
その手の本を持っていた両親に「家作ろうと思ってるんなら、これ見てみな」
と言われて借りた本に、各断熱方法の詳しい解説があったのですが、
読んでみると「確かに外断熱ってよさそうだ」と思えたのでした。


*******しかし「高い!」外断熱...*******

が、外断熱のデメリットのひとつは、内断熱に比べ、
一般的に高コストであること。「確かに外断熱はよさそうだけど、
高いしね...。たぶん無理だよね。けど、だからこそ、寿命の長い
外断熱の家に住みたいんだけどさ...」というのが
なかなか答えの出ない、私たちの家づくりの課題でした。
(ちなみに、一度、うちの両親が勧める、某有名な外断熱工法の
工務店にだいたいの予算を訪ねたところ、ネム家が建てたい家が
平屋でもあることから、かなりな金額を提示されて仰天した経験あり。)

そんなある時訪ねた、建築事務所AのNさん設計のあるオープンハウス。
その家は前述の工務店S施工の外断熱のおうちでした。
Nさんと何度か対面して打ち解けてきていたネム家。
「ぶっちゃけこの家、だいたいいくらくらいなんでしょう?」と
思いきって聞いてみたところ、返ってきたNさんの答えが
予想外に、私たちでも手が届きそうな価格だったのです。
これはネム家にとって大きな出来事でした。
Nさん設計、工務店S施工なら、あの高いと思っていた
外断熱の家が実現するかもしれない。
この出来事がネム家の背中を押して、仮予約へと勢いづけたのでした。

そしてNさんとの設計開始までの約半年、
週末は毎週のように様々なオープンハウスに出かけ、
自分たちの家づくりへの希望を「家ノート」なるものに、
書き留めながら「ああ、早くNさんとの話がしたいなあ」と、
設計開始、来るべきその時を待っていたのでした。

が、みなさんお気付きですよね。私たちが今家を建てているのは
Nさんでも工務店Sでもないことを。
そう、運命の出会い(大げさ!?)はその後に待ち受けていたのです。

次回「建築会社探し(その5)」は、いよいよH社との出会いについて
書きたいと思います。

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2008年3月13日 (木)

建築会社探し(その3)

*「建築会社探し(その2)」の続きです。

白い塗り壁、シンプルでかっこいい家をプランしてくれたJ社を
思いきって断ってしまったネム家。
実はJ社と平行して気になっている建築事務所があったのです。

********「建築家」のつくる家********

J社、そしてそれ以外にも気になるオープンハウスを
見かければ毎週のように見に行っていたネム家。
そんな時、情報誌で気になるオープンハウスを見つけました。
「建築家」の建てた家。おお、これは気になる。
というわけで早速出かけてみると、そのオープンハウスは、
「R」という、いくつかの建築事務所が共同で主催しているものでした。

気になって、帰宅後、その「R」のHPを見てみました。
「R」はそれぞれ独立した建築事務所の建築家たちが
同じ志のもとに集まり、共同でセミナーや説明会、
見学会を開いているとのこと。
「建主と建築のプロである建築家がパートナーシップを結び、
施工業者と利害関係のない『建築家』が工事の施工管理をすることにより、
建主の利益、権利を最優先させよう」
という趣旨で運営されている団体です。
なんだか難しい話になってしまいましたが、具体的な家づくりの流れはこうです。

まず建主がその団体「R」に所属している建築家の中で、
「この人は!」と思った建築家を選び、設計契約を結びます。
そして建築家は建主の希望を盛り込みながら、設計をまとめ、
施工業者の選定のため、各工務店に見積を提出させます。
建主は建築家と相談しながら、施工工務店を決定、
建主と工務店が直接契約を結びます。
着工後は建築家が工事監理を引き受け、完成を目指します。

このような流れで家づくりをすることが、最も「まっとう」な
家づくりだというその団体の主張に、確かに共感できるところがあり、
また「建築家」の家づくりにももともと興味があったネム家は、
所属するいくつかの建築事務所を訪ね、今までの施行例を見せてもらったり、
直接話してその建築家との相性を探ることにしました。


*******建築事務所Aの建築家Nさんとの出会い*******

それまで「建築家」というと、「とにかくスゴイ人」みたいなイメージで、
しかも、自分達の希望をくみ取ってもらえず、その建築家の「作品」
のような家が建つのでは、という先入観のあったネム家ですが、
私たちが話をした建築家のみなさんはみな、とっつきやすく
若い私達の話もしっかりと聞いてくれ、私たちもまた、
家づくりに関して、新たな視点でいろいろな話を聞くことができ、
なかなか貴重な経験になりました。

そして一人、私たちより少しだけ年上の30代半ばの
建築事務所Aの建築家、Nさんが気に入った私たち。
Nさんの高い技術力(若いのにたくさんの賞をとり、
TVにも登場している人でした)や、
彼の作風(片流れの屋根で白壁、薪ストーブの家も手掛けている)が
気に入ったのはもちろんのこと、フレンドリーで誠実な
彼の人柄の良さに惚れ込んだ私たちは、
何度か事務所を訪れるうち、「もうNさんで間違いないよね」
という結論に達し、ついに建築事務所AのNさんに仮予約を入れたのでした。

この「仮予約」というのは、建築事務所AはNさんともう一人の
アシスタントのみでやっているため、Nさんが自身でこなせる仕事を
ある程度制限しており、私たちが訪れた時点で、私たちより前に、
Nさんに設計をお願いしたいと申し込んでいた人が複数いたため、
即契約、ということではなく、予約の扱いになったもの。
ただし、この仮予約をキャンセルしたという人は
かつていないそうなので、事実上の契約になる感じ。
ちなみに、実際に設計に入れるのは、先に申し込んだ人から
順にということなので、私たちが予約をした時点で約半年後ということでした。
この時、ネム家は農地の除外申請の許可待ちをしていた時期なので、
その許可が下りるまではどのみち建てられないので、
時間的余裕が十分あったこともあったし、なによりNさんの今まで
つくってきた家が私たちの理想に近いこともあり、
「よし、Nさんと設計の話ができる時まで、ゆっくり自分達が
どんな家に住みたいか、再確認しよう」と思っていたのでした。


その人柄にひかれ、Nさんに設計を依頼することに決めたネム家。
実はその決め手はもうひとつあったのですが...。

それについては長くなってしまったので
「建築会社探し(その4)」で書こうと思います。


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2008年3月 7日 (金)

建築会社探し(その2)

*本日は記事を3つアップしています。

久々になっちゃいましたが、「建築会社探し」の続きです。

*****地元ナチュラル系ビルダーJ社との出会い*****

G社の営業濃いキャラBさんからの情報を得、
調子良く農地除外申請をなんとか間に合わせたネム家。
(そのへんのことのてん末は、oujiの書いた「土地のはなし(その1)」
をお読み下さい。)
G社と平行して、J社と、建築事務所A(この建築事務所の話は
「建築会社探し(その3)」で詳しく述べる予定です)の
2つとも話を進めていました。

今回はそのJ社の話。
J社は県内に本社のある、ナチュラルな家づくりをしている
小さな建設会社。
営業専任の社員というのは設けておらず、
一級建築士の社長であるYさん自らがプランづくりから
資金の相談から、直接お客さんと話をしていくというスタイルです。
白い塗り壁、欧風の瓦屋根というのがJ社の定番スタイルで、
住宅雑誌にもJ社の家はしょっちゅう登場しています。

そのJ社に初めて出会ったのは、折り込みの情報誌での
J社のオープンハウスのお知らせを見てそれに行ったのがきっかけでした。
「オープンハウス」ですから、実際に完成したお宅を見学させてもらう、
というものなわけですが、それまでモデルハウス
(とはいっても大手S社のモデルハウスしか見たことなかったけれど)
しか見たことのなかったネム家。
このJ社の初めてのオープンハウスで、「写真撮っていいですか?」と
J社のYさんに尋ね、「個人のお宅ですので、それはちょっと...。」
とか言われてたなあ(笑)
それくらい、まだ家づくりの入り口に立ったばかりで何も分からなかった
ネム家だったのです。

が、その時初めて見たJ社のおうち。
バスコートが付いていて、リビングの一部がテラコッタ貼りで
サンルーム風になっていたり、2階にはミシンかけのための
アトリエスペースがあったり、無垢のパイン材の床や
白い塗り壁、木製サッシなど、ナチュラルな色あいで
自然素材を多用したその家は、私たちには本当に心地よさそうで、
とにかく素敵に見えました。
(見学し終えたその日のうちに、思わず間取りをメモったほど!)
そして「あ〜、やっぱり私たちはこういう風に無垢の床がいいし、
手間がかかっても細かいところまで自分達の希望を全て
伝えて、好きなように家づくりをしたい」という私達の家づくりの
核となる部分を再確認したのでした。

その日のうちに、同時に開催していたJ社のもう一か所の
オープンハウスも見に行き、その後またすぐにJ社のモデルハウスも
見に行ったのですが、どの家も、私たちのセンスにしっくりくるような
「はずれのない」家でした。


*****プラン依頼と「外断熱」への捨てきれないこだわり*****

その後もJ社のオープンハウスには数えきれないほど足を運び、
ほどなくして私たちはJ社にプラン(敷地調査とだいたいの見積もりと
間取り、模型の作成)をお願いすることにしました。
J社ではこの初期プランの作成に5万円の費用がかかるのですが、
この時点ではかなりJ社に心ひかれはじめていたし、
万が一J社にお願いしないことになっても、
J社のプランをどうしても見たいと思ったのです。

そして出来上がったJ社のプラン。
私たちはJ社の定番である「欧風瓦屋根」ではなく、
「かわいらしい」というよりは「かっこいい」イメージの、
もっとシンプルな、瓦を使わない片流れの屋根を希望して
いたのですが、それはばっちりかなえられていました。
そして、ダイニングテーブルと一体となった、
横に広いキッチンという条件もOK。
唯一「平屋」、というのがどうしてもJ社のクリアできなかった
条件だったようで(平屋はどうしてもコストがかかるので、
そこを私たちの資金計画を考慮して2階建てにしたらしい)、
子ども部屋のみ2階になっているプランでした。
が、その螺旋階段で2階にのぼるそのプランがなんだか
とても気に入ってしまったネム家。螺旋階段のまわりに
ゆったりとスペースがとってあり、そこが多目的に使えそうで、
なんともいい感じ。
もともと平屋希望、しかも「螺旋階段って絶対のぼりづらそうだから
嫌だよね〜」なんて言ってたoujiと私なのに、ゲンキンなものです(笑)
その帰りの車中では「螺旋階段いいよね〜、もう決めちゃう〜♪
J社でよくね!?」なんてoujiと散々盛り上がったのですが、
結局はこのJ社も「内断熱」なため、熟考の末、
最終的には「外断熱」が捨てきれず、断ってしまうことになるのでした。


センス抜群なJ社を思いきって断ってしまったネム家。
その後どうするのか。
建築会社探し(その3)へ続きます。

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2008年2月26日 (火)

土地のはなし(その1)

夫、oujiです。今日は土地のはなし。面白くないぞ。

ネム家はoujiの親父の土地を借りて、そこへ家を建てる予定。
広さ、なんと約150坪!! (500平方メートル) といっても
前の日記にあったように、とてもすばらしい自然の中なので
価値はたかが知れてる。

この場所に家を建てようと大体決めたのはかれこれ約2年も前の
2006年3月。
この場所は元々畑として実家の父母・祖母が利用していた土地。
それを半分程わけてもらう、ということに。
(よって、土地の地目上も畑)

そして、土地決定からほぼ2年のブランクの秘密は
この「畑」という地目にあり。
建築予定地であるこの場所は農業振興区域という場所らしく、
畑を宅地に変更するために2段階の申請と審査が必要と知った。

まず1段階目の申請は農地の除外申請。
農業振興区域ではこの除外申請というのが必要なのです。

この頃に話をしていた前出のG社の営業のBさんから
いろいろと情報を盗み、(というのは、このG社で家を建てる
気持ちがあまりなかった・・・。前出の「建築会社探し(その1)を参照。)
なんとか自分たちでこの除外申請をできないものかと考える(調べる)。
しかも、この申請、地域によっては年に一度の受付。
そして運悪く、ネム家が建てようとしている市町村では、
年に1度の受付だった。しかも4月。
そしてその提出期日まで、何とあと3日と迫っていた。
時間が無さ過ぎるけど、一年先に延ばしたらそれはそれで
建てるのがまた1年遅れてしまう。

ということで3日しかないが、なんとかこの除外申請を出したい。
まずは役所の担当の方より申請用紙をもらう。
やり方がよくわからないけど役所の方の感じでは
「こちらに来ていただければいろいろと指導します」という感じで
とても親切だったので、当時7ヶ月だったネム子を背負い、
妻nipokoが法務局へ走り、役所へ走る走る。
nipokoがベビーカーを押しつつ乗り込んだ、
人生初めての法務局では土地の公図を貰い、
その公図へはこの土地のこの部分へ家を建てるというような記入もしたな。

そして期日ギリギリだったけど、奇跡的になんとか書類をそろえて
役所に申請を出すことができた。

それからは、しばし許可が下りるかを待つ・・・  待つ・・・  待つ・・・

大体一年ほどかかると言われていたのでその頃を見計らって
役所に連絡すると「処理が遅れている」とのこと。
この除外申請、同じ時期に申請している誰かの申請内容が
ダメだと右へならえで遅れるらしい。
我が家も途中で記載内容の変更を告げられ、当時700平方メートルで
出していた申請面積を、500平方メートルにしてくださいとのこと。
はいはい、わかりましたということで500平方メートルに修正。

この除外申請は審査が2段階あって、市町村の農業委員会で
審査された後に県の農業委員会の審査へとまわされる。
とりあえず、再度役所へ確認・・・  「市町村の審査が終わり、
県の農業委員会へ提出しました」とのこと。
10ヶ月〜1年くらいって聞いていたのに既に1年2ヶ月ほど経って
やっと県の審査だって。
その間にも金融界では日銀の利上げが始まり、
0金利が終わって、これから金利がどんどん上がったらどうしよって
思っている時で、ちょっと遅れすぎって思ったりもした。
お願いしているH社の営業の方も役所仕事の遅さにちょっとイライラ。

結局、県の審査が終わって許可が下りたのが8月末だったので
1年と5ヶ月ほどかかって農地の除外申請という第1段階をクリア。

まっ とりあえず素人でも申請して許可がもらえるってことがわかった。
なかなか苦労を伴うけどね。

追記.....
そうそう、この農地除外申請は自分の持っている土地じゃなくてもOKらしい。
他人の土地(もちろん除外申請を出すのに所有者に了承をとればの話)でも
申請できるんだって。
それと、ネム家は自分達で申請出したけど、土地関係の話だから、
測量士さん・土地家屋調査士さん・行政書士さんとかに
頼めばきっとやってもらえるはず。
(ってことに最近気づいた。随分気づくのが遅い・・・)
申請を出そうとしていた当時は住宅メーカの営業の人に
頼むのかと思ってたけど、それだと住宅メーカが決まってないと
申請をだしてもらえないことになっちゃうから。

土地のはなし(その2)へ続く・・・

  ※素人の書いている内容なので間違い等あったら悪しからず。

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2008年2月22日 (金)

ネム家の間取り解説(その3)

まだまだ続きます、間取り解説。
もう少々おつきあい下さーい。

しつこいですが、こちらが間取り図です。
間取り図を見る


8、寝室1
当面の家族みんなの寝室となる予定。当初はいつか同居するかもしれない、
私の両親の部屋としてプランしたが、森と小川に面した東側にあるため、
その景色の良さを期待されて、ネム家のメイン寝室に格上げ。
ただし、広さが7帖ないため、ダブルベッド×1、シンブルベッド×2が
万一入らなければアウト!となる。
(ちなみにLDKは広い我が家ですが、基本的にそれ以外の部屋は
寝るだけと考えて、子供室をのぞいて、全て7帖以下。
子供室も区切れば一部屋はなんと5帖なのです)

9、子ども部屋
家の最前部に突き出た形の子ども部屋。
屋根は南側に向けて低くなる勾配がついている。
この部分が外見上の特徴にもなっていて、
H社から模型を提案された時にその新鮮さに依頼を決意した
要因のひとつにもなった。
それまではもう既にイメージできていた横長のLDKと、
どうしても北東に置きたかった浴室との関連性、
さらには平屋という制約の中で、子供部屋をどの部分に
組み込むのかが設計のポイントになっており、
他社のプランニングではそれをクリアできず、子供部屋だけ2Fに、
というプランも出されたりしたので、H社からこの間取りが
出されたときはoujiと「これだ!キタ!」と思った。

将来、子供が独立した後、小さな部屋が2つあっても
使いづらいと考えたので、10帖を必要であれば仕切る形にし、
仕切りやすいように梁だけ入れてもらった。
(この梁にブランコをかけてあげたいという密かな夢もあったので)
設計途中で第二子がまた女の子と分かり、姉妹なので
壁までしっかりしたものでなくて、梁のところに布かなんかで
仕切ってもいいし、と今は考えている。
ま、子供は嫌だとか言うのかもしれないけどね〜。
どうか、仲良し姉妹に育ってくれることを祈る。

ー子ども部屋周辺の仕掛けー
梁のブランコ以外にも子ども部屋付近にはちょっとした
遊びスペースを用意してみた。
まず、子供部屋入り口付近の壁は、上部がオープンになって、
玄関入って右側の板壁部分とつながっているのだけれど、
そこの壁を黒板にすることに。
これは、玄関の壁の一部が黒板になっていた外国のお家の写真
からヒントを得たもの。最初はそのまま玄関に
そのスペースをも設けることも考えたのですが、
結局LDKから子ども部屋へ続く下がり壁の向こう側の壁に。
うちの壁はどこもかしこも「エッグシェル」という白の塗装仕上げ
になるので、壁に落書きされるとイタイ....。
そこで、この黒板に好きなように思いきり落書きしてくれ!
という予防策になれば、という意味も込めて。
そしてもう少し大きくなったら学校関係の予定を書き込んだり、
家族の伝言板的な使い方もできればいいな、と思って。
また、壁突き当たりは、絵本などを飾っておけるように、
奥行きの浅い本用のディスプレー棚を作り付ける予定。
階段もないし、ロフトもないし、どーんとオープンな間取りの
家なだけに、どこかに少しこもれるような子ども専用の
スペースを作りたかったのですが、ここがそういう風に
娘たちの遊び場になってくれたらいいなと思っています。

10、ウッドデッキ
以前にも少し触れたように、ここは縁側的な使い方を想定して、
もともとは奥行きの深かったものを、奥行き1.2mと浅く、
かわりに幅を大きくとるように変更した。
新築したらウッドデッキでBBQ!というのを多くの人は
想定するのだろうけれど、実際BBQするなら汚れも気になるだろうし、
幸い敷地が広く、建物南側にスペースが十分とれそうだったので、
BBQは庭で、テーブル&ベンチの延長上として、
縁側風ウッドデッキや階段に腰掛けて、大人数でも過ごしやすい
ような空間にしたいと思い、設計士さんに相談、そして現在の形に。
さて、これは吉と出るか凶と出るか、それは出来上がってからのお楽しみ。

また、ファーストプランではウッドデッキ上には
軒はない予定だったが(その方が見た目にスッキリしているため)、
室外の洗濯干し場がこの場所になりそうだったので、
東側半分以上に軒を付けることに。
これで雨の日の洗濯物もとりあえずは安心。

11、土間スペース(北東隅部分)
勝手口から続く土間スペース。
実は密かに「ここは使えるのでは」と夫oujiと期待している場所。
本当は、浴室から連続させ、バスコート兼サービスバルコニー的な
使い方をし、洗った洗濯物を干すのに最も効率の良い
間取りにしたかったが、バスコートを諦めたため、
浴室からは直接ここに出れなくなったことが
唯一間取りに関して妥協し、残念だった点。
けれど、キッチンからはすぐに出れるので、室外ゴミ置き場や、
工夫次第では「隠し屋外和みスペース」みたいな感じに使えるのでは、
と夫と企んでいる。夏場は涼しい場所だし、完成したらDIYで
タイルを敷くか、ウッドデッキ風にするかして使いやすいように
改装するつもり。

以上、これがネム家の間取り詳細解説でした!
おつきあい頂き、ありがとうございました〜。

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2008年2月19日 (火)

建築会社探し(その1)

最近現場が慌ただしくて、なかなか進まなかった「きっかけ」カテゴリー。
話が大分さかのぼりますが、ボチボチ時間を見つけて
アップしていければと思います。

*****もともとは生命保険を考えはじめたことから*****

同い年の友人夫婦の新築に急に現実味を帯びてきた
ネム家のマイホーム計画。
とはいっても、何から始めたらいいかも分からぬまま
しかも土地のあてもなかったので、具体的には何も動かず
時間が経っていきました。

と、そんなある時。
某大手ハウスメーカーS社の営業をしている夫oujiの友人T君が、
「もし暇ならちょと見に来な〜」と。
ちょうどその頃、長女ネム子がうまれる前に、
生命保険とか、学資保険とか、
そういうのちゃんと考えた方がよいのでは、と思っていた私たち。
T君は住宅というでかいものを取り扱う都合上、
そういう方面の話についてもかなり詳しく、家を見にいくというよりはむしろ、
そのへんの相談に乗ってほしくて彼のいる展示場まで足を運びました。

T君は夫とは長い付き合いなので、ぶっちゃけていろんな相談に乗ってもらい、
で、彼いわく「やっぱり家は早いうちに建てた方がいいよ」という結論に。
ついでに(?)、S社での建築計画も資金面含め、
T君が試しにシュミレーションしてくれたりもしたのですが、
自然素材を使った家が欲しい、と漠然と思っていた私たち夫婦にとって、
新建材をたくさん使い、とにかく機能をアピールしてくる感じと、
機械のようにあっという間にプラモデル式に家ができるその工法に
どうにもピンとこなく、結局T君にはお勧めの生命保険会社S生命の営業さんを
紹介してもらって、S社ではきっと建てないかも…、という話をしたのでした。
(そのへん、友人なので言いやすくて良かった。)

で、保険については、紹介してもらったS生命の営業Iさんと話をして、
ものすごく的確な説明を受け、納得できたのでS生命と契約。
そして、Iさんいわく、「実は私も最近家を建てたんですが、
何ならそこ紹介しましょうか、結構いいですよ」とのこと。


*****G社との出会い〜営業Bさんの猛烈アプローチ〜*****

S生命のIさんが自宅を建てたというその会社は、
T君の勤めるS社の営業さんが独立し、作った建築会社でした。
独立してまだ数年という若い会社で、S社にいた時には
「これはオプションで別料金です」
「これはプランの都合上できません」というような、
営業として感じていたジレンマを解消したい、
と設立したのがこの注文住宅を造るG社です。
そしてそこでネム家はG社の営業Bさんと出会います。
このBさんというのが実に濃いキャラで今でもoujiと
思い出してネタにすることがあるのですが、
ま〜、一言で言うと実にしぶとい、というかええと〜、
ハッキリ言うと、しつこい!?という人で。
さすが元S社の営業マンという感じ。
(このBさんもT君がいるS社の営業だった人です)
土地がない私たちにどんどん土地情報をあたえ、
土地別に何パターンもの資金計画をシュミレーションし、
家づくりに関しては夢膨らむような提案をし、
様々な角度から思いきりアプローチをかけられました。
結局私たちはG社とは契約しなかったわけですが、最初にBさんと出会ってから
断りを入れるまで、約10か月。いや〜、すごいっすよね!?この粘り強さ。
G社を断った理由は、G社の今までの施行例に、私たちが建てたい「白い塗り壁」、
「木製サッシ」「平屋」「薪ストーブ」の家がなかったため。
どちらかというと「和モダン」なテイストを得意とするG社では、
いくらイラストで提案されても、どうしても完成のイメージが
湧いてこなかったのです。
ただ、浴室もキッチンも洗面台も既成のものではなくオーダーを
希望している私たちは、G社にとって「新たな試み」「同じように、オーダーを
したいと考えている新たな客層の取込み」という面で魅力があったらしく、
(G社ではオーダーキッチン、浴室はほとんどやっていなかったので)
最終的には、「弊社のオーナー展示場として完成後2か月間貸して頂ければ
金額的にはサービスしますのでぜひ!」という話までされたのですが、
どうしてもG社のセンスを信じきれず、断ったのでした。

そんな私たちですが、実はG社のBさんからの情報で
今の家づくりへの大きなきっかけとなる大事な手続きをしたのでした。
この点についてはBさんに心から感謝!

この話についてはまた次回で。

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2008年1月21日 (月)

きっかけ

今さらですが、きっかけにまつわる話を。

アパート暮らしの私たち夫婦が家づくりを考え出したきっかけは、
既に結婚し、子供のいた、夫と私の共通の友人が
家を建てたらしいよ!という一報からでした。
それが約2年ほど前…かな?
それまで、インテリアには興味があった私nipokoでしたが、
もっぱら部屋の中をどうにかしてやろう、という考えのみで、
その「うつわ」である「家をつくる」とい行為まで
考えがおよばなかったのです。
まだ若いし、もちろんお金もないし、また自分自身が、
父母が建てたばかりの戸建ての家に生まれたので、
これまで育ってきた中で、「家を建てる」ということが身近にないまま過ごしてきました。
とにかく「家を建てる」なんて考えがすっかり抜け落ちていた。

それが「家を建ててるんだよ」という友人からの知らせで、
「え!私たちくらいの年齢で家なんて、建てちゃっていいんですか!?」
つーか、建てられるもんなの???」
と、友人夫婦の話を聞いて、急に現実味を帯びてきたという感じで。
にしても、一体全体、家ってどうやって建てるの!?
資金も土地もないし、どこに頼んだらいいかも分からない…。
そんな分からないことだらけの状態から、
ネム家の家づくりはゆっくりとスタートを切ったのでした。

*「建築会社さがし」へつづく

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